2022/11/18 Category:

『ノー・ライト』公演特集 マルチリンガル公演について語る リリースのお知らせ

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〈地点によるイェリネク戯曲連続上演〉の第一弾、『ノー・ライト』の公演が一ヶ月後に迫りました。〈マルチリンガル公演〉という聞き慣れない上演形態について「どんな公演なの?」「おもしろいの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。俳優がそれぞれ母国語でない言語で台詞を語るというこの〈マルチリンガル公演〉は、おそらく日本では初めての試みになるのではないかと思います。



マルチリンガル上演とは

出演者がそれぞれ異なる言語で語り、観客は台詞を聴きながら日本語字幕を読みます。言葉を意味と感情に因数分解することで、イメージの増幅、音そのもの、めまぐるしい時間感覚を楽しむ新しい演劇のかたちです。地点『ノー・ライト』ではドイツ語・英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・韓国語・日本語の7ヶ国語を使用します。

 

 

今まさに生み出されようとしている〈マルチリンガル公演〉について、創作の過程や台詞へのアプローチについてお届けするために、地点の情報発信プラットフォーム《ビヨンドチテン》に新たにマガジンを開設いたしました。今後はテキスト・動画・音声でその魅力についてお伝えしてまいります。

また、この公演に至った経緯について、地点の演出家・三浦基からのメッセージでまとめていますので、そちらもあわせてご覧ください。


 

【動画配信】

安部聡子×ドイツ語篇 1/4 だれのことも理解できないっていう関係性

小林洋平×韓国語篇 1/4 どうやって台詞を覚えるのか

 

【音声配信】

マルチリンガル公演について語る(1)〜『ノー・ライト』にむけて|安部聡子×三浦基
 

〈マルチリンガル公演〉関連記事のまとめはこちら
*今後、追加の記事・動画・音声がアップされましたらこちらのページでご案内していく予定です。