2015/10/20 Category:

ミステリヤ・ブッフ関連シンポジウム/『桜の園』アフタートーク開催決定!

 

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この度、ロシアのボリショイ・ドラマ劇場芸術監督であり演出家のアンドレイ・マグーチー氏の来日に際し、F/T15での新作『ミステリヤ・ブッフ』の関連企画としてシンポジウムの開催と、アンダースローでの公演『桜の園』アフタートークへの出演が決定いたしました。
ロシア演劇の第一線で活躍する演出家を迎えての貴重な機会をどうぞお見逃しなく!

 

 
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シンポジウム 「ロシア演劇の現在」
 
チェーホフとスタニスラフスキーの時代、マヤコフスキーやメイエルホリドらが活躍を始めたロシア・アヴァンギャルドの時代、革命、ソビエト時代、その崩壊から現代へ至るまで――。ロシアにおいて、演劇はつねに文化の中心でした。社会のあり方が変容するなかで、演劇や劇場はどのように社会と関わり、何を更新し、どのような問題に直面して来たのか。今まさにロシア演劇の第一線で活躍する演出家アンドレイ・マグーチー氏をお迎えし、ロシア演劇の現在についてお聞きしながら、現代社会における演劇と劇場について考察します。
 
 
日程|2015年11月28日(土) 14:00-16:00
会場|にしすがも創造舎(〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1)
料金|入場無料(要予約)
言語|日本語・ロシア語(日本語通訳付)
 
出演|アンドレイ・マグーチー(演出家/ボリショイ・ドラマ劇場芸術監督)
           市村作知雄(フェスティバル/トーキョー ディレクターズコミッティ代表)
   三浦基(演出家/地点代表)
司会|楯岡求美(神戸大学国際文化学研究科准教授)
 
▷お申込はこちらから http://chiten.org/reservation
 
 
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『桜の園』アフタートーク

アンダースローで行われる『桜の園』の公演終了後に、アフタートークを開催いたします。
ぜひこの機会にご来場ください。

日程|2015年12月2日(水)公演終了後
会場|アンダースロー

▷『桜の園』ご予約はこちらから
▷アフタートークのみのご予約はメールにて承ります。お名前を明記の上、右の送付先までお送りください。送付先:info@chiten.org 
※なお、ご予約は過去にアンダースローで『桜の園』を観劇いただいた方、もしくは3・4日のご予約が確認できる場合に限りますのでご了承ください。
 

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アンドレイ・アナトーリエヴィチ・マグーチー
ロシアの演出家。1961 年生まれ。1984 年レニングラード航空工科大学無線技術学部卒業。1989 年レニングラード文化大学演出俳優学科卒業。同年、演劇グループ「形式演劇」を立ち上げる。2013 年よりサンクトペテルブルクのボリショイ・ドラマ劇場芸術監督。モスクワやフィンランドでも演出の仕事を行う。主な作品にサーシャ・ソコロフ『バカの学校』(エジンバラ演劇祭フリンジ賞/ ベオグラード演劇祭大賞)、『アリス』(アリーサ・フレンドリヒ主演、2015 年ゴールデンマスク演劇賞受賞)など。
 
ボリショイ・ドラマ劇場
1919 年に創立されたサンクトペテルブルグを代表するドラマ劇場。20 世紀初頭にはロシアを代表する詩人アレクサンドル・ブロークやゴーリキーらが関わる。1956年、グリゴリー・トフストノーゴフが主席演出家になり、黄金時代を築く(1987年来日)。2013 年よりアンドレイ・マグーチーが芸術監督を務める。http://bdt.spb.ru/